エミール
ルソーというと、社会契約論がすぐにでますが・・・
エミールも有名ですよね。
18世紀の哲学者ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778)。
教育について学ぶ人達から、彼は「近代教育思想の祖」とも呼ばれ、「エミール」は、「近代教育学のバイブル」として今も多くの人に読み継がれています。
昔、読んだときは、難しくて、つまらないなぁと思った程度。
しかし、子どもが生まれ、教育について、熱心に学ぶ今の私には、「エミール」は、「自然」「人間」「事物」の三つの力を矛盾することなく、調和させていくことを教育の根本理念にすえて、「人間を作っていく技術」にあらためて光を当てなおそうとするのです。
人間にとって、大切なもの・・・それはなんなのか?
フランスですから、やはりキリスト教の文化が色濃いようにも思います。
しかし、人の幸せを考える上で、宗教なんて壁にはならない。
本当に素晴らしい本だと思います。
まんがもありますね~
「可愛い子には旅をさせよ」といいますが、たくさんの探求・探索の旅に出したいと思いました。
娘よ! 大志を抱け! (笑)