かつての神童
そう、うちの娘
小学校受験の頃、なめてかかったわが家は、お恥ずかしい点数を模擬試験でとりました。
しかし、そこは、がむしゃらに何でもしちゃう母の指導で、
夏休み明けの摸試では、グイグイ点数をあげ、偏差値をあげ、
1位になっちゃいました。
正直・・・私も、娘の点数は超えられないと思う内容のテストでした。
記憶力が必要なんですよね。
「お話しの記憶」といって、2000文字を超えるお話しを1回だけ聞いて、質問に答えるのです。
「もうすぐ夏休みだよ。今年はどこへ連れて行ってもらおうか?」とお姉さんが知恵ちゃんに聞きました。去年、知恵ちゃん一家4人は犬のルンを連れてキャンピングカーに乗って山へ行きました。知恵ちゃんはお姉さんに「山の上までロープ―ウェイに乗って行くのは高くて怖かったけど、キツツキにも会えたし、お山に行って楽しかったね」と言いました。「キャンピングカーで寝ているとフクロウが鳴いていたわね」とお姉さんが言いました。
みたいなお話しが、続くのです。
それに対して、
質問がでるのですが、うーん例えば、
「このお話しの季節に咲く花は、次のどれですか?」
絵が描いてあって、〇をします。
「さくらの絵、ふくじゅそうの絵、ひまわりの絵、アジサイの絵」
みたいな感じです。これは簡単ですよね。ひまわりの〇をします。
すごい難しい学校だと、私の記憶では追い付かないのです(涙)
行動観察や体操なんかもすごく大変です。
「〇さんは、笛の音でケンケンします。太鼓の音スキップします。トライアングルの音が鳴ったら右足でたって飛行機をします。」
「△さんは、笛の音で、スキップします・・・」
一人ひとり、やることが違うので、真似っこはできないのです。
私なんて・・・もう全然覚えられない(笑)
こういった記憶と瞬時に反応することもできるようになるのです!
そして、娘の描いた絵・・・
これも、素晴らしくて驚いたのですが、きちんとストーリーがあるのです。
お声がけをいただき、先生に、目を見て、きちんと答える。
そういったことができて、初めて点数化されるのです。
神童だったはずの、わが娘・・・
でも、今は・・・
今後、どのように導くべきなのか・・・
母は、頭が痛い毎日です。